彼は誰時

かわたれどき。最北住み。50代主婦。お気に入りを集めているブログです。

シクラメン、真夏に開花

真夏のシクラメン

昨年12月、相沢さんのポイント交換でお迎えしたシクラメン。3月まで咲いていました。

シクラメンは暑さに弱いので、花が咲き終わった後、水やりを止めて(強制的に枯らして)、休眠状態で夏越しをさせたほうが良いらしいのです。この前の年も、ポイント交換のシクラメンを育てていて、5月に咲き終わった後、水やりを止めて休眠状態にさせてみました。・・が、それっきり。秋に水やりを再開しても、云とも寸ともいわなくなり。永遠の眠りにつかれたご様子でした・・(T T)

葉を枯らさない休眠させないやり方もあると知りました。北海道だから、本州ほど暑い日が続くわけでもないし。それも最北の「宗谷」ですから、夏は涼しい日のほうが多い。試しに、そのまま育ててみることにしました。育てているうちに枯れてきたら、休眠のほうに切り替えるつもりでもいました。

今年は3月で咲き終わり。肥料も止めて水だけ与える中、新芽を出し続けていました。

春の間は新しい葉が伸びてきていたのですが、7月、つぼみも付き始め、とうとう花まで咲いてしまいました。

冬の間は日光が当たるように努力し、それなりに太陽を浴びていると分かる葉を育てることができていたのですが。

春になるとどんどん葉が間延びしてきて、日光が足りていないと分かるほど徒長してきてしまいました。同じ窓辺に置き続けているのにどうしてだろう? と思っていたのですが、

「あ! 太陽の高度が高くなってくるから、冬みたいに斜めに室内に日が差し込むことがないんだ!! 鉢に当たる日光の量が少ないんだ!」

と50代にもなるというのに、この答えにいきつくのにしばらく時間がかかったのでありました。

冬は雪が降るから室内で育てないといけないけど、夏は室内にこだわる必要ないじゃん! と外に出すことにしました。

外に出してから、葉は生き生き。冬に開花する植物だから、今時期は株のパワーも弱っていて、花も弱くなると思うのに、小ぶりながらも冬よりも一層色濃く、パッションピンクの花を咲かせたのには、驚きです。

真夏のシクラメン

まだまだ根元には新芽がたくさん出てきています。

今年の夏は葉に日光を当てて育てながら、株の力も付けていこうと思っていたのですが、思いもよらない夏の開花。本当はつぼみをつみ取ってでも株を休ませたほうが良いみたいなのですが、今回はこのまま育ててみたいと思います。

追記:7月26日

新芽次々と

次々と出てきていた新芽が、葉っぱの形へと育ってきました。しかし、新芽の時から外に出して日に当てていたためか、茎が伸びてこず、根元のほうに生え固まっています。

春までに茎を伸ばした外側のシクラメンらしい葉っぱと。内側で満足して葉っぱの形になっているものと。まるで髪型のツーブロック?みたいな不思議に形に仕上がっています。