かわたれどき - 最北暮らし -

彼は誰時。最北住み。50代主婦。

シックな雰囲気、桃色系のひまわり「プロカットプラム」を育てました


シックな雰囲気「プロカットプラム」

プロカットプラム

「プロカットプラム」、やっぱりかわいい。

ネットで「ピンク色のひまわり」の写真を見つけた時に、ひとめぼれ。

でも、よくよく考えたら、目を引くために現像加工された写真ですよね。ピンク色のひまわりがあるのなら、それはもうかわいいだろうから、現実世界やSNSなどでとっくに目にしているはずだし。

そもそも「プラム」って名前付いてますね。

だから、プラム色。...というか、和名の「えんじ色」という言い方もぴったりかも。黄色のひまわりの中心にえんじのような赤紫のような色が入ります。

とはいっても、個人的には、「やっぱりどちらかというとピンク寄りだよね」と思う色に心をくすぐられ、かわいらしくてたまりません。

プロカットプラム

日当たりの良い場所で先に咲いた同じく「プロカットプラム」。

こちらは、赤紫色が薄く入ってます。柔らかい雰囲気になって、クリーム色が多いこちらの感じもはかない可憐さがあり、何とも言えません。

この赤紫色は、花の個体によって、入り方が違います。同じ畑に同じ時期に植えたものでも、赤紫色が濃くて大人な感じになったり、薄くなってかわいらしい感じになったりして、表情が変わります。

弾ける「ピーチパッション」

ピーチパッション

「ピーチパッション」。とっても育てやすかったです。

「アプリコットオレンジになる」と説明されていたページもあったのですが、まぁ、普通のひまわりの黄色だと思います。でも、山吹色に近い鮮やかさがある黄色です。芯がやや茶色がかるといった感じでしょうか。基本の大柄のヒマワリ、「黄色の花びらにこげ茶色の大きな芯」というのは、個人的に圧迫感があるので、それよりも好みです。

一番に育てたかった「プロカットプラム」。この「ピーチパッション」より2倍多く種を買ったのですが、「プラム」はわずかしか開花するところまでたどりつけませんでした。

この「ピーチパッション」は、葉を広げるのも順調でしたし、肥料や薬剤は使ったものの「プラム」よりカビに侵される率も少なかったですし、結果、「プラム」より数倍多くの株が開花までたどりつき、庭にひまわりの群生(ほんの少しですが)で飾るという、ひまわりらしい楽しみも味わうことができました。

花びらもぷりぷりとして元気の良いかわいらしさがあり、色が鮮やかで、育てやすい。お勧めだと思います。

爽やか「プロカットゴールドライト」

プロカットゴールドライト

芯の中心がグリーンになる「プロカットゴールドライト」。最近の品種らしいです。

たぶん育てやすい... と思います。思ってた以上に庭仕事に時間がかかったのと、8月に体調を崩したことにより、後半ごちゃごちゃになりながら作業していたので、よく分からないままエンディングを迎えました。

中心がグリーンの見た目はきりっとしていて、好みです。

ひまわりを育てることにしてみたけれど

育てるのが大変でした。

ひまわりって、小学校の教材じゃなかったでしたっけ? こんなに大変だなんて思わなかったですよ。

今の家に以前の住居人が畑を作っていた様子があったので、そのスペースに植えてみようとチャレンジしてみました。雰囲気的に野菜を育ててたようなのですが、野菜なんて大変だから、はなから難しい野菜を選ぶつもりはなかったし、花のほう、それも育てやすいと思われるひまわりを選んでみました。

除虫剤使いまくり

無農薬で育てようとは思ってなかったけれど。

思っていたより早くに芽を出し始め、ポットだとうまく太い茎の元気の良い苗に育て続けられなかったため、慌てて庭に移植しました。

苗を植えた次の日には、茎だけになっていました。

葉っぱが一夜にして食われ、土に、つまようじが一本だけ立っているような、無残な姿になっていました。それを見た時の、がっくりと力の抜ける思いと怒りは、同じ失敗をした人にしか分からないと思います… 慌てて、移植と同時に除虫剤もまくことにしました。

仮にひとつひとつ手で虫を取るなど、どんなに手を尽くしたとしても、夜の間は手間をかけることができません...

ひまわりは本当に日光が重要

以前の住人が畑に使っていたので、そこでのひまわりの育成を始めたけど、日光が一日のうちに数時間しか射さない。…ことを、植えてから気付きます。

いや、植える前に土をいじっていた時には、気付かなかったんだよ… 周りの木の葉が茂る前だったから…

木の葉が茂り始めてから、日陰の時間が結構あることに気が付いたよ…

だって、今年庭仕事をするまで、そんなことを考えたこともありませんでした… 日々の用事は、反対側の玄関から。洗濯物も外干ししない。意識すればすぐに気が付いたのだろうけど。

数時間は直射日光が当たるから、肥料をあげればがんばってくれないかなぁ、と思ったけど。

ほぼ平らになっている畑(のようなもの)にひまわりを植えた後、日光が少ないと難しいなと実感し、試しに、日中はほぼ日光が当たる場所にも、新たに植えてみることにしました。

草がぼうぼうになっている所を草抜きから始め。畑用に開墾されてないし、普通に住宅地のような砂利の多い場所だったから、(賃貸でもあるし)シャベルで掘りおこすこともしませんでした。抜いた草をマルチカバーみたいに敷き、そこに苗をもぐらせるように置き、苗の周りだけ買ってきた土を盛り固めました。

なんと悪条件な環境。

だけど、日当たりだけは良いのです。

先に植えた短時間しか日光の当たらないひまわりの成長を、みるみると追い越しました。

先ずはひょろひょろと背丈だけ伸びることがなくなりました。葉が数倍は大きく成長し、緑色も濃くなりました。茎は2倍以上は太くなっています。つぼみも先に付け、それも慌てずじっくりと大きくなっていきます。

(がっしりと大きくなったので株が重くなり、かつ土は掘りおこしていなかったので、途中で倒れました。買ってきた土をさらに盛って土台を支えるようにして直しました。ひまわりなので土に触れた部分の茎からも根が出ます)

なんてったって「日光が一番」なんだなぁと思いました。肥料より日光、なんですね。

豊富町は難しい

豊富町で草花を育てるのが難しいと思いました。

サロベツ湿原があるのですよ。「湿地の横」にある町なのですよ。湿気がひどい。

そもそも宗谷は、あちこちが湿気でひどい。

稚内も湿気はあるほうでした。それに夏に低温が多く、高温の日がきわめて少ない。草花を育てるのには厳しい気候だと思います。

礼文も湿気が多かった。夏は霧に包まれることも多い。(だからこそ高山植物が美しい島でもあるのです)

海辺の町は海からの湿気も影響するだろうし、宗谷のあちこちに点在する湿原は、湿気り勝ちな土地であることも示していると思います。

個人的に宗谷を転勤していて大変なことのひとつは、ストーブ点けていない時期の湿気との戦い。除湿器がフル稼働しています。(私は本州以南で暮らしたことはありませんので、本州の夏の大変さと比べられませんが)

もちろん、宗谷でも、綺麗な庭を作られている方もいらっしゃいますが、とても気を使われて手入れされているのではないかと思います。(豊富町でも色とりどりのお庭を拝見することがあります。密かに心楽しませてもらっています)

そう、土を加えたりなど、毎年手入れをしているわけでない我が家の庭では、花を育てることも大変でした。

ひまわりが開花までにいたった割合が低かったのは、ひとつは虫との絶え間ない戦いもあったのだけど、じめじめした土であったことも大きな原因でした。

小さな苗の段階で。少し成長してからも。茎が茶色く腐ってだめになって離脱してしまったのがどれほど多かったことか。

雨が続いた日には、もうどうにも対策がない。

この家に長く住み続けるのなら、土を大幅に改良し、水はけが少しでも良い環境にすることも考えるし、短期間の居住でも体力と元気があればやるのかもしれませんが、私には叶わない。

(コスモスも育てやすそう!と思って少し植えてみたのに、この加湿状態の土地では、ほぼ全滅でした)

そして、このじめじめした土地は、なめくじを大量に呼ぶこととなりました。なめくじ用の除虫剤を慌てて購入し、根元にまいてみたりしたのですが、その除虫剤が数日でかびてしまいました。(“自然に帰る”薬だったのですが、もともとの加湿が株を傷めてるのか、このかびが株の負担になっているのかわからなかった)

「プロカットプラム」は難しい

先にも書いたとおり、赤紫色が入る「プロカットプラム」は、育てるのが大変でした。

じめじめした土でことごとく腐っていってしまったのも「プラム」。いくらか成長しても病気になったり、カビが生えてしまったのも「プラム」。

黄色のヒマワリは、きっと原種に近い系統なのでしょう。茶色系統の色が入ると、育てるのが難しくなるようです。

それでも、やっぱり大人な落ち着いた雰囲気のある赤紫色が入った「プロカットプラム」はかわいいなと思うのです。次はいつ花を育てられるかわかりませんが、機会ができたのなら、また「プロカットプラム」にチャレンジしてみたいです。

(追記)優しげな「プロカットホワイトライト」

(9月23日追記)

プロカットホワイトライト

白いひまわり「プロカットホワイトライト」咲きました。

優しげな雰囲気で、とってもイイです。

いっぺんに種まきできなくて、一番最後に植えたのがこの品種です。

明らかに遅い時期に植えて、8月はほとんど手入れできなかったのに、開花までたどり着いてくれました。

この品種もとても素敵なので、次に植えられる機会があるのなら、きちんと育ててあげたいです。

(追記)「プロカットプラム」のまとめ

種 花たね ヒマワリ F1プロカットプラム

種は「国華園」で購入しました。

発芽率は良かったです。

開花までの育成も、他の方のレビューを見ますとおおむね好評です。育てやすいようです。

私は、畑の環境が難しかったことと私自身がガーデニング初心者であったこととで苦労したようです。

花の中心部に赤紫色が入ります。同じ場所に植えたものでも赤紫色の入り方にいろいろと違いが出たので、それぞれの個体によるものだと思います。

日当たりがとても良い場所に植えたものは花が大きく育ち、切り花にできる感じではありませんでした。(でも、存在感があって個人的には好みでした)

ただ「プロカットシリーズ」は切り花農家さんも愛用している品種のようです。買う前に調べた時の記憶では、プランターに植えている方もいました。育て方や環境によって大きさも変わるのかもしれません。

「プロカットプラム」は人気の品種のようですので、早めの購入をお勧めします。