なにか、こう、「まとめ」的なものを時たま読みたくなります。 過去の歴史を学ぶことも大切なのだけれど（勉強は足りないけど）、「現代史」も、今生きている社会を形作る重要な歴史です。 体調に波があるとテレビを見たり新聞を読んだりしないこともあるし…

花のれんposted with ヨメレバ 作者:山崎 豊子出版社:新潮社発売日: 2005年04月楽天ブックスAmazonKindle 吉本興業の創業者である 吉本せい をモデルとした小説です。（ちなみにNHK朝ドラの「わろてんか」の主人公も 吉本せい がモデルです） 山崎豊子さんデ…

一家3人を殺したのは18歳の少年だった。 未成年で死刑囚になった鏑木（かぶらぎ）は、拘置所から脱獄する。 潜伏先を次々と変え、姿も変え、人と交流をもたないようにしていたはずなのに、図らずも職場の人達と接点ができてしまう。 ときには女友達もできて…

Audible（オーディブル）2024年のまとめ。 「振り返り」で表示された作品は、なんとも地味といいますか、なんといいますか。もっといろいろ聴いていて、「これこれ、これも聴いたの！」って伝えたい作品もあったのですが。 8月20日に10時間聴いてます。家事…

「新潮文庫の100冊 2024」の一冊。 小学４年生の夏。「ミチオ」は、同級生「Ｓ君」の自殺現場に出くわしてしまう。しかし、学校に知らせに走っている間に、Ｓ君の死体が消えてしまう。それから一週間後、Ｓ君は蜘蛛に転生してミチオの前に現れる。 「自殺な…

数学の先生との再会 「小説を読むように、数学の勉強をしたらいいんだよ」 高校生の時、数学が苦手だった文芸部の私に、先生はそう話されました。 それから数十年経たのち、その数学の先生と、SNS で再会しました。 「あなたのこと、覚えてますよ」 そして、…

「新潮文庫の100冊 2024」の「苦役列車」を読みました。 中卒の北町貫多は19歳。日雇いの仕事で日々をまかなっていた。 駅の立ち食いそばの濃厚なつゆの匂いをくぐりながら、現場へ向かう。仕事場でお弁当は当たるものの、休憩時間にコーラ１缶を買うことも…

「新潮文庫の100冊 2024」の「不思議の国のアリス」を、角川文庫のキンドル・アンリミテッドのほうで読了しました。 文字を視覚的に楽しむ 「新潮文庫の100冊」企画であるプレミアムカバーになっている一冊。店頭でも手に取ってみてみました。 水色の表紙に…

「新潮文庫の100冊 2024」の「君が夏を走らせる」を読みました。 大田は不良少年で学校にも行ってない。中学校の時に駅伝に出走し、誰かと共に乗り越えていく時間を知ったものの、高校では不本意な学生生活を送っている。 そんな中、先輩の奥さんが緊急入院…

「新潮文庫の100冊 2024」、今年も読んでみたいと思います。 6月末から情報が出始めていたので、少しずつ読み進めています。 bookmeter.com 昨年は、途中から「本好きの下剋上」に大きく寄り道してしまったため、11冊で終了。それでも、こちらのブックメータ…

「配られたトランプで勝負するっきゃないのさ・・ それがどういう意味であれ」 「スヌーピー」 （チャールズ M.シュルツ） より bata64.hatenablog.jp muimy.hatenadiary.org そして、翻訳されたのは、谷川俊太郎さん。 ・・というのも、すごいですね・・ そ…