かわたれどき - 最北暮らし -

彼は誰時。最北住み。50代主婦。

「かまくら」と「ママさんダンプ」の動画


「最北遊び隊」のメンバーが稚内(わっかない)で「かまくら作り」に挑戦する様子を記録した動画です。

名寄生まれ、名寄育ち

私は、道北の名寄(なよろ)生まれ、名寄育ち。北海道の中でも雪が多い町だったのですが、子ども時代に「かまくら」を作ったこともなければ、他の子どもが作っているのを見たこともありません。

子どもの頃、親に許可されていた行動範囲が、習い事以外ではとても狭かったのです。そのため他の地域の様子を頻繁に目にすることもなく、近所の子どもと遊ぶことが少なかったせいもあるかもしれません。

また内陸部の名寄は冬の気温が非常に低く、寒さで雪がさらさらとしており、かまくらを作りづらい雪質だったためもあるかと思います。

雪国では、生活道路にも除雪車が入ります。それで道が削られ雪の壁ができたり、除雪した雪のかたまりを一定の場所に集めることによってそり遊びができる程の雪山ができます。そういう場所で穴を掘って遊んだりできるようにも感じますが、事故を防ぐために、除雪車が作業してできたような場所で遊ぶことを、親からきつく禁じられていました。

そのような子ども時代だったので、個人的には「かまくら作り」に懐かしい思い出はありません。しかし、紹介した動画では、興味深い映像も見ることができました。

ママさんダンプの使い方がよく分かる

女性も雪かき(雪はね)をしやすいようにと作られたらしい「ママさんダンプ」。雪国では、女性も雪かきをします。家によっては、子どもも雪かきをします。

「ママさん」という名前がついていますが、男性も使用します。むしろ、それなりの広さを除雪しなければならない家では、必需品です。男性にとっても強力な除雪道具なのです。一回の除雪作業で「ダンプ」にたくさんの雪を乗せて運べるので、力のある男性が使ったらパワーを発揮します。

北海道弁の 「手袋を履く」

「“履く”じゃなかったら、道外の人は、何て言ってるのさ」

と思っていたのですが、「手袋をはめる」と言うのだと知りました。

いつかかまくら体験を楽しめるかも

インタービューを受けていた子ども達は、

「かまくらで遊んだことがある」

と答えていましたが、私自身、大人になった今でも、本物のかまくらを見たことがありません。昔なじみのイラストの「かまくらの中で子ども達がほっこりとしている風景」は、私にとっては、遠い国のお話や、昔話の世界のような存在です。かまくらで遊んでいる子はいるにはいるのかもしれませんが、そんなに多いような気はしません。

しかし、最近では、冬のイベントやリゾートホテルのオプショナルサービスなどで、かまくらやイグルーを体験できる機会も出てきています。子どもの頃にはできなかったかまくら体験ですが、今から大人として楽しんでみるのも素敵だなと思っています。