旅行の帰りに、「なよろ市立天文台 きたすばる」に寄りました。私が子どもの頃、個人の方が天文台を持っていらっしゃるのは知っていました。今年、市の天文台ができたのですね。
ネットでいろいろ調べている時に、【全天周映像 HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-】という映像があることを知り。感想を検索してみると、
「良かった!」
「泣いた!」
というようなものも多く見つけ、とても見たくなったのです。北海道ではまだ名寄だけでの上映で、名寄に寄る機会があったので、ロングヴァージョンの夜の上演を目がけて向かいました。
お盆休み期間だったので、19時からの回は満席。しかし、20時から臨時上映をしてくれるとのことでした。20時になってお客の入れ替え。
予告編
そして、本編を見た私は・・
泣きました。
科学畑で、雑誌で“はやぶさ”に関わる記事を読んでいただんなには不評だったようで。
「まるで“はやぶさ”が自ら意志を持って使命を果たしたかのような表現をされていたけど、実際は、いくつものトラブルシューティングはされていた。さまざまな人々の技術が合わさった結果なんだ」
というようなことを言ってました。
確かに、ワタシャ、ある一個人の人生を見ているかのように感情移入して泣いちゃいましたし。
どこかのウェブページで見た、地球に戻ってくる“はやぶさ”への、
「はやぶさ、がんばってもえないでください」
という子どもの応援メッセージに、
「燃えなかったら、地球が大変なことになりますから」
と書かれた突込みには笑ったこともあったけど。
でも、こういう形でも、科学や時事に興味を持ち始めることはいいのではないかなって、個人的には思ったりします。
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」の映像はとても美しく、楽しんできましたよ。