彼は誰時

2011年の記事をまとめてます

春のサロベツに現れる、幻の湖

昨年、サロベツ湿原辺りから、遠くに白鳥らしき鳥が集まっている様子を見付けました。

宗谷の北部辺りでは、白鳥は珍しくありません。稚内市の「大沼」、浜頓別町の「クッチャロ湖」は、白鳥など渡り鳥の中継地点になっていて、春と秋にたくさんの小白鳥や鴨を観ることができます。

・・でも、湖などがなさそうな場所にも白鳥が集まるんだ・・ ・・と、とても興味を持った私は、その近くまで行ってみたいと思って車でぐるぐると周ってみたのですが、辿り着くことができませんでした。

今年になってやっと、偶然に白鳥が集まっている場所の近くまで行くことができました。

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4月12日、豊富町にて撮影。コンデジの望遠を目一杯使って、こんな感じ。この辺りは、牧草地か、牧草地「だった」のか。

湿原を開拓して、あるいは湿原に近い土地を開拓して広がっていった農業用地ですから、水はけが悪いのです。もちろん生活がかかってますし、北海道の開拓にとっても重要なことですから、排水などさまざまな対策が取られたはずです。それでも、春に根雪が一気に解け始めると、このような洪水状態になります。そのような場所で、渡り鳥が羽を休めているようですね。湿原のある町であることを感じます。

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脅かしたつもりはないのですが、鳥が一斉に飛び立ちました。鴨でしょうか?

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白鳥の方は悠然としています。

話はそれますが。豊富町に引っ越しした時、借家の紙の壁に湿気でできたと思われる染みが一面にあって、げんなりとしました・・

畳の上に布団を敷いて寝ていたのですが(カーペットは引っ越しの時が大変なので使っていないのです)、体が冷えて眠られない。

「何だか、下から冷たい風が吹き込むように体が冷えて、寒くて寝られないんだわ」

ってだんなに訴えてみたら、だんながアルミシートをマットの下に敷いてくれました。それから、下から感じる冷気はなくなりました。“下から冷たい風が吹き込む・・”っていうのは、気のせいではなかったようです。湿原の町に住んでいると感じた、初めの頃の一撃でした。

話は戻りまして。少しドライブして、サロベツ川に架かる黎明橋の所まで来ました。

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木が生えている所が、普段陸地になっている場所です。川岸・・というか、それを遥かに超え広い範囲で洪水となっています。

春のサロベツ湿原周辺は、このように水であふれた状態になるようです。